京都地裁

京都地裁

 京都の大学生らで構成するスカウトグループが女性に高額の借金を負わせ、性風俗店への紹介を繰り返したとされる事件で、職業安定法違反の罪に問われたグループ代表の男(24)の論告求刑公判が26日、京都地裁であった。検察側は「女性の人生を狂わせかねない危険な犯行」として懲役3年を求刑し、結審した。判決は5月29日。

 起訴状によると、スカウト役の同志社大生らと共謀して2017年3月~18年3月、京都市内の20代の女性ら計4人を大津市などの性風俗店に紹介し、雇い入れさせた、としている。

 男は動機について「学生に経験できないことを経験させ、起業や就職の際に生かしてほしかった」と述べた。これまでに延べ数百人の女性を性風俗店に紹介したといい、「当時は自分の周りの人たちだけでも幸せにしたいという考えだった」と語った。

 検察側は論告で「組織で果たした役割は重要で、責任を極めて重い」と指摘。一方、弁護側は執行猶予付き判決を求めた。