地域への思いを込めた「久世音頭」を踊る児童ら(京都府城陽市久世・久世小)

地域への思いを込めた「久世音頭」を踊る児童ら(京都府城陽市久世・久世小)

 昨年度に創立50周年を迎えた京都府城陽市久世の久世小で、児童がふるさとへの思いを込めた「久世音頭」が完成した。全校児童610人や教職員が12日に踊り、披露した。

 50周年に合わせ、児童が校歌の歌詞に込められた思いや地元のことを学んだのをきっかけに、学校を支えてくれる地域への感謝を表そうと考案した。昨年秋から当時の6年生が歌詞を考え、佐々木一雄校長(60)が編集。出来上がった歌詞に大阪音楽大に通う同小OBが曲を付けた。本年度の5、6年生有志が考えた振り付けを教員がまとめ、9月に完成した。

 1番では緑や史跡に恵まれた地元の素晴らしさを歌う。2番には児童が多くの人に見守られて育っていることへの感謝、3番に地域が未来まで続いてほしいとの願いを込めた。振り付けは地域の人に覚えてもらいやすいよう、ゆったりした踊りにし、一部に手話の動きを盛り込んだ。

 12日は和太鼓クラブの児童が演奏し、有志の児童らが手本を見せた後、全員で踊った。児童会長の6年の女児(12)は「みんな楽しく、笑顔で踊れた。これからもずっと残ってほしい」と願う。地域のイベントなどで披露して住民にも踊れるようになってもらい、定着を目指す。