イメージキャラクター「くろみつくん」と生みの親の寺井淳明住職(京都市右京区京北周山町・慈眼寺)

イメージキャラクター「くろみつくん」と生みの親の寺井淳明住職(京都市右京区京北周山町・慈眼寺)

慈眼寺に安置されている光秀の木造座像と位牌

慈眼寺に安置されている光秀の木造座像と位牌

 黒塗りの明智光秀像がある京都市右京区京北周山町の慈眼寺に、この像を模した同寺のイメージキャラクター「くろみつくん」が登場し、話題になっている。

 元の像は光秀が周山城近くに建立した「密厳寺」にあった烏帽子(えぼし)姿の木造座像で、光秀が逆賊となったことで役人の目を逃れるために墨が塗られたと伝えられている。廃寺後は慈眼寺に移された。
 同寺では5年ほど前から、この像の存在を広く知ってもらおうとキャラクター化を検討。名前を「黒い光秀像」から採り、図柄もいろいろ家族で考えて決め、今年6月に商標登録にこぎつけた。
 くろみつくんは、扇子を持った立ち姿で全身真っ黒。右脇に明智家の家紋「桔梗(ききょう)紋」が付いている。元の像は眼光鋭いが、彼の目は大きくて愛らしい。
 寺の紹介パンフレットやポスターに登場しているほか、お守りにも使われている。一緒に写真が撮れる大型パネルもあり、すでに参拝者の人気者になっている。
 寺井淳明住職(56)は「商標登録の日が光秀公の命日とされる日で、くろみつくんが周山の地を背負ってくれる存在になればうれしい」と話している。