中学生のピアノ演奏を楽しむクラシックファン(大津市打出浜・びわ湖ホール)

中学生のピアノ演奏を楽しむクラシックファン(大津市打出浜・びわ湖ホール)

 滋賀の春を音楽で彩る「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭」が27日、大津市打出浜のびわ湖ホール一帯で始まった。クラシックファンや演奏家たちは新しい時代の幕開けを前に、平和への願いを音楽に託した。

 イタリアを代表する作曲家ヴェルディの歌劇・運命の力の一節「神よ、平和を与えたまえ」をテーマに28日までの2日間、国内外の一流音楽家によるオーケストラやソロ演奏など約60公演がある。

 オープニングでは、世界的ソプラノ歌手中村恵理さんが京都市交響楽団との競演で「神よ-」を熱唱。県内の高校生はクラシックの音色に合わせて大きな紙に筆を走らせる書道パフォーマンスを披露し、日本文化との融合を表現した。

 無料の公演もあり、県ピアノコンクール入賞者の小中学生が流れるような旋律を響かせたり、高校生アマが人気再燃中の英国ロックバンド「クイーン」のヒット曲を肌寒い野外で熱唱したりして会場を盛り上げた。