久多地域の魅力を紹介した冊子を手にする京都府立大の学生たち(京都市左京区)

久多地域の魅力を紹介した冊子を手にする京都府立大の学生たち(京都市左京区)

 京都市左京区の山間集落「久多」特産の酒や歴史を紹介する冊子「ゆるりと久多日和」と動画を、京都府立大の学生チームが作った。学生は「昔ながらの暮らしが息づく久多の魅力を知ってほしい」とPRする。

 久多地域では地域おこしの一環で、農家民宿が府立大と連携して京都の酒造原料米「京の輝き」を栽培し、オリジナルのどぶろくを昨春に完成させた。府立大の学生5人もどぶろくの成分を学んだり久多の暮らしを調べたりして、2年ほど前から地域と関わってきた。

 冊子では、それらの活動で発見した久多の魅力を7ページにわたり紹介。どぶろくの栄養価や、林業とともに歩んできた住民の声のほか、伝統的な祭りなどについて伝えている。

 学生チームの文学部4年中江瑛さん(21)は「どぶろくをきっかけに、久多に興味をもってもらえたら」と話す。

 冊子はA6判で300部作製。希望者に無料で配布している。問い合わせは府立大の中村貴子講師研究室075(703)5624。動画「久多日和」では、自然豊かな久多の四季や名所、学生らの田植えの様子などを映しており、府立大の動画チャンネルで視聴できる。