三千院の不動大祭に合わせて開帳されている秘仏の不動明王(京都市左京区)

三千院の不動大祭に合わせて開帳されている秘仏の不動明王(京都市左京区)

 京都市左京区の三千院で、平安時代作とされる秘仏の出世金色不動明王(重要文化財)が開帳されている。5月12日までの期間限定で、両目を見開いた迫力ある像を間近で参拝できる。境内の金色不動堂に安置されている像で、円珍作とされる。三千院の不動大祭(4月13日~5月12日)に合わせて開帳している。

 扉を開いた厨子には、煩悩を滅ぼす「智剣」を右手に、悪を縛り良いものを結びつける縄「羂索(けんさく)」を左手に持った不動明王が火炎を背に立っている。

 また、不動明王の左手に結んだ「善の綱」の先は参拝者が握れるようになっていて、寺では「仏様と握手をしていただくのと同じ。より深くご縁を結んでいただきたい」としている。

 28日には百味供養護摩供があり、5月3~5日は子ども福引きがある。要拝観料。