京都府政は西脇隆俊知事が1期目の最終年を迎え、4月10日投開票の知事選が最大の焦点となる。長引く新型コロナウイルス禍では、外出自粛や営業時間短縮の要請など都道府県の判断に住民生活が左右された。府政の重要性が改めてクローズアップされる中、次の4年を託されるトップは、感染対策と社会経済活動を両立させる難事と向き合うことになる。

 4期16年を担った山田啓二前知事の後継として、2018年4月に就任した西脇知事は「安心」「いきいき」「京都力」を政策立案の柱に据えた。防災や社会保障を充実させ、中小企業支援と雇用の創出を図り、文化庁の全面移転を契機として京都の力を発揮していく-。そう描いた