7千筆余りの署名を手渡す坂口さん=大津市・県庁

7千筆余りの署名を手渡す坂口さん=大津市・県庁

 老朽化が進む滋賀県動物保護管理センター(湖南市)の改修を求め、犬のトリマーや動物愛護ボランティアらがこのほど、三日月大造知事宛ての要望書と7058筆の署名を県に提出した。
 同センターは1982年開設。当初は年約1万5千匹の犬や猫を収容していたが、野犬の減少や不妊去勢手術の普及で昨年度は約900匹まで減る一方、うち約560匹が殺処分や病気により同センターで命を落としている。
 要望書は、センター内の犬舎への冷暖房設置▽高齢やけが、病気で弱った動物の養生や感染症予防▽収容動物の6割を占める猫に適した設備―などを求めている。保護動物の世話に携わるトリミングサロン経営坂口聖子さん(35)=栗東市=とパート橋本達美さん(54)=大津市=が、ボランティア仲間や動物病院を通じて2カ月かけて賛同署名を集めた。
 橋本さんは「職員らの頑張りで老犬の譲渡も増えている。一日も早く設備を見直し、適切に保護できる施設にしてほしい」と話し、応対した奥田康博・生活衛生課長は「思いは同じだが、予算を伴うので検討させてほしい」と答えた。