辻野朝晟さん(4月6日、京都市南区)

辻野朝晟さん(4月6日、京都市南区)

 洛南高体操部元監督で、五輪選手4人を輩出した辻野朝晟(つじの・のりあき)さんが10日午後9時47分、虚血性心疾患のため、京都市内の自宅で死去した。76歳。高知県出身。葬儀・告別式は14日午後1時から宇治市槙島町目川190の1、セレマ槙島シティホールで辻野家と洛南高体操部OB会の合同葬として行う。喪主は長男貴史(たかふみ)さん。

 中京大を経て、1966年に洛南高に赴任。継続を重んじ年間通じて休みなしの練習で同高を強豪に育てた。69年に全国高校総体に初出場し、翌70年に2度目の出場で団体初優勝。2009年に退職するまで同高一筋で力を注ぎ、同総体優勝は7度。シドニー五輪代表の原田睦巳さん、アテネ五輪体操男子団体で金メダルを獲得した冨田洋之さんらを育てた。

 退職後は京都体操協会の副会長などを歴任し、ジュニア選手の育成や競技の普及に尽力した。08年には京都新聞大賞スポーツ賞を受けた。