真っ赤な忍者装束を着て茶摘みに励む女性たち(滋賀県甲賀市水口町)

真っ赤な忍者装束を着て茶摘みに励む女性たち(滋賀県甲賀市水口町)

 新茶の季節を告げる八十八夜(今年は5月2日)を前に、滋賀県甲賀市水口町虫生野で29日、滋賀県内のトップを切って新茶の茶摘みが始まった。茶園に映える真っ赤な忍者装束をまとった甲賀市職員らが、青々とした新芽を摘み取った。

 農事組合法人「グリーンティ土山」が管理する1500平方メートルの茶園では、午前8時半から、集まった約30人が3センチほどに伸びた新芽を小気味よく摘んだ。この日は機械も使って200キロ近くを収穫し、煎茶として県内の問屋やJAこうかなどに出荷する。

 今年は3月の低温が影響して生育が例年より1週間ほど遅れたため葉は小ぶり。その分、うまみの強い茶が期待できるといい、同法人の藤村春樹代表理事は「4月になって寒暖差が大きい日も多く、味もしっかりのってくれたと思う」と話した。

 新茶シーズンは5月いっぱいまでで、同法人では120トンを収穫する予定。