一日一パンの筆者田村泰雅さんは、今年大人気となった「マリトッツォ」の流行の兆しをいち早く感じていた。昨年5月23日に「ローマ発祥のスイーツ『マリトッツォ』今年流行の兆し」として記事にまとめていた。

 そんな田村さんは、今年流行する兆しのパンのひとつとして「スフォリアテッラ」を挙げている。どちらもイタリア発というのが共通点だ。2年続けてイタリアのパンが脚光を浴びるのか、注目していきたい。

 編集部としては、同じくイタリア発のホットサンド「パニーニ」を取り上げたい。見た目も「映える」パンでもあり、流行する要素は備えていそうだ。

【2021年10月30日】イタリア発 ホットサンド パニーニ<Cerfeuil(セルフィーユ)>

 

 田村さんがもう一つ気になっているパンが、韓国発の「マヌルパン」だ。ガーリックバターと、砂糖やはちみつで甘みを加えたクリームチーズを挟んでいるのが特徴で、「悪魔系」とも「罪悪感がすごい」とも言われている。

 田村さんは、マリトッツォ流行の背景として、「自粛生活のストレスによる疲れから、自然と甘いものに手が伸びるようになり、クリームをたっぷり挟んだマリトッツォが必要とされたのかもしれない」と分析している。

 「罪なおいしさ」のマヌルパンが2022年、一世を風靡するのだろうか。

【2021年10月15日】キノコ入りマヌルパン<BOULANGERIE MoriMori(ブーランジェリーモリモリ)>

 

 田村さんは今年のパンのトレンドについて「2022年もコロナが続くようでしたら、甘い感じのパンでしょうかね。海外にありそうな感じの。コロナが収まって、前向きな感じになりそうでしたら、スタミナ系のパン(惣菜系)かもしれません」と予想している。

 果たして今年はどんなパンがヒットするのか。日々進化するパンに注目していきたい。

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