復元された心学講舎に集まり、梅岩の教えを学ぶ市民ら(亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

復元された心学講舎に集まり、梅岩の教えを学ぶ市民ら(亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

 石門心学の祖とされる石田梅岩の教えを伝える「梅岩こころ塾」が、京都府亀岡市余部町のガレリアかめおかで始まった。郷土出身の梅岩が、江戸時代に学問を庶民に広めた意義を市民たちが学んだ。

 約10年前から梅岩に関する勉強会を同市保津町で開いてきた市民有志が、本年度から開催場所を移転。当時、梅岩が講義をした京都の町家が再現されているガレリア内「心学講舎」を会場とし、初回の20日は市民約30人が集まった。

 梅岩の教えを引き継ぐ心学修正舎(京都市中京区)の長野享司理事が講演し、「学問を商人や女性、子どもにまで広く門戸を開いたことこそが偉大」と業績を説明。思想の基礎となった論語の解説も交え、「日本人が道徳をはじめ、共通の倫理観を持つきっかけとなったのが心学だ」と話した。

 今後も同会場で、毎月第3土曜日に開くという。