鴨川をどりの前夜祭フィナーレで華やかに舞う芸舞妓たち(30日午後2時23分、京都市中京区・先斗町歌舞練場)

鴨川をどりの前夜祭フィナーレで華やかに舞う芸舞妓たち(30日午後2時23分、京都市中京区・先斗町歌舞練場)

 初夏の京都を彩る先斗町の舞踊公演「鴨川をどり」が1日、京都市中京区の先斗町歌舞練場で開幕する。30日の前夜祭では、芸舞妓たちが伊勢物語を基にした新作舞踊劇と、新天皇即位に伴う新時代の幕開けを祝う舞踊を披露した。

 第1部の舞踊劇「わかよたれそ筒井筒」は、幼なじみの男女の恋物語と生涯の絆を描く。四季の情景を背景に、夫婦になりながらも身分の高い姫と釣り合わないと悩む夫、光源氏や在原業平という貴公子2人の誘いにも取り合わない妻の姿を舞を交えて表現する。

 第2部の「艶姿祝新御代祭(あですがたしんみよまつり)」(全7景)は、門出を祝う祝祭舞踊「石橋」、剣の舞で闇や邪(じゃ)を払う「破邪の剱(つるぎ)」を経て、恒例のフィナーレで締めくくった。

 また、開幕日は新元号の令和初日と重なるため、芸妓2人が各公演前に、新時代をことほぐ口上を特別に述べるという。

 鴨川をどりは24日まで。午後0時半、2時20分、4時10分の1日3回公演。2300~4800円。先斗町歌舞会075(221)2025。