ラグビーの全国高校大会第5日は3日、花園ラグビー場で準々決勝4試合を行った。前回準優勝の京都成章は25―31で昨春の選抜大会を制したAシードの東福岡に惜敗し、4強入りを逃した。

 京都成章は前半1分にCTB藤原のトライで先制したが、強力なスクラムやバックスの展開力を誇る東福岡に連続トライを許し、8―17と逆転されて折り返した。トライを奪い合う展開となった後半、京都成章はSO大島主将を中心に1年間磨いてきた攻撃力を発揮して3トライを返したが、及ばなかった。

■好機逃さず自らトライも

 京都成章の攻撃は、スタンドオフの大島主将から始まる。昨春の選抜王者・東福岡が相手のこの日も、いつものように狭い隙間を突く短いパス、大外を狙った飛ばしパスを自在に投げ分けた。好機を逃さず自ら突破してトライを奪い、優勝候補に食らい付いた。

 今大会初めて一般客を入れて行われた一戦。「思ったより緊張しなかった。(観客は)もっと入ってほしかった。そしたら勝てたんちゃいますか」。試合後も冗談を言えるほど、大舞台を楽しんだ。

 ラグビーの知識はチームで一番。戦術や選手のポジション転換も提案する。まさに「第2の監督」といえる存在…