「仕事始め」に当たり、和装振興のため着物姿で働く京都市の職員ら(4日午前10時22分、京都市中京区・市役所)

「仕事始め」に当たり、和装振興のため着物姿で働く京都市の職員ら(4日午前10時22分、京都市中京区・市役所)

京都市役所

京都市役所

 「仕事始め」を迎えた4日、京都府内の官公庁でも新年の業務が本格的にスタートした。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、京都府の西脇隆俊知事は年頭訓示に代えてオンラインでメッセージを公開。京都市役所では、着物姿で仕事に励む職員の姿も見られた。

 西脇知事は府のホームページに公開した動画で、新型コロナの変異株「オミクロン株」の感染拡大に触れ、改めて府民に感染対策を呼び掛けた。また、文化庁の京都移転や新名神高速道路の整備に期待感を示し「コロナ禍という危機を乗り越え、安心な日常を取り戻すにはもう少し時間がかかるが、必ず日の光は差す」と力を込めた。

 京都市の門川大作市長は、昨年改修が完了した市役所内の市議会議場で幹部職員ら64人に訓示。「今年は寅(とら)年。コロナと財政、市が直面する大きな危機に対して寅のように立ち向かって乗り越える。そんな1年にしたい」と述べた。

 この日は和装振興のため、市職員約250人が新年恒例の着物姿で業務に当たり、職場を彩った。伝統産業を担当する女性職員は「いつもより晴れやかな気持ち。帯を締めると気も引き締まります」と話した。