マツやカエルを描いた大皿などが並ぶ会場(京都府大山崎町大山崎・アサヒビール大山崎山荘美術館)

マツやカエルを描いた大皿などが並ぶ会場(京都府大山崎町大山崎・アサヒビール大山崎山荘美術館)

山本為三郎が収集したリーチの作品

山本為三郎が収集したリーチの作品

「リーチ・バー」に使ったとされる水差し

「リーチ・バー」に使ったとされる水差し

 アサヒビール大山崎山荘美術館は、企画展「没後40年 バーナード・リーチ展」を京都府大山崎町大山崎の同館で開いている。英国人陶芸家バーナード・リーチが英国や日本各地で制作した多彩な作品を紹介している。

 没後40年の節目に合わせて企画した。リーチと長年親交があり、作陶を支援した同社初代社長の山本為三郎が集めた同館所蔵の作品を中心に、約100点を並べた。

 会場には、リーチの創作の拠点となった英国セント・アイブスでの初期からの作品をはじめ、日本各地の窯を巡って制作した焼き物を展示。マツを大胆に指で描いた大皿(焼成地・松江市)や「京」の字を彫った陶軸(同・京都市)など、土地固有の粘土や釉薬(ゆうやく)によって雰囲気の違いが感じられる。

 ほかに、大阪市内のホテルでリーチの着想を生かして営業するバーの空間を再現したコーナーでは、実際に使われていたとされる水差しを置いた。

 6月9日まで。午前10時~午後5時。月曜休館。一般900円、高校・大学生500円、中学生以下無料。問い合わせは同館(957)3123。