薄紫色のシャワーが鳳凰堂に降り注ぐように咲き誇るフジ(京都府宇治市宇治・平等院)

薄紫色のシャワーが鳳凰堂に降り注ぐように咲き誇るフジ(京都府宇治市宇治・平等院)

 晩春から初夏を彩る花々が京都府宇治市内の寺で咲き誇り、平成最後の日となった30日も多くの観光客が訪れた。宇治市宇治の平等院では鳳凰堂北側にある藤棚のフジが見頃を迎えている。

 フジは樹齢約300年の古木で花付きが悪くなり、6年ほど前に集中治療に踏み切って昨年ようやく復活した。この1年も造園業者が丁寧に手入れし、今年も1万3千房ほどの花を付けた。大型連休の終わり頃まで楽しめるという。

 淡い紫のシャワーが降り注ぐように花開き、参拝者が鳳凰堂との競演を写真に収めようとカメラを向けていた。兵庫県西宮市の会社員の女性(24)は「風に揺れる様子がきれい」と笑顔を見せていた。