京都市内にスーパーの出店が相次いでいる。2021年には計5店がオープンし、22年には既に3店舗の開店が計画されている。なぜ今、市内に進出してくるのか。取材を進めると、ホテル建設ブームとの深い関係が浮かび上がってきた。

 繁華街の四条通に面したホテルの1階。昨年9月にオープンしたスーパー「ライフ四条烏丸店」(下京区)は、間口が狭くて奥行きが深く、京都ならではの“うなぎの寝床”と形容される店構えだ。約千平方メートルの店内に生鮮食品やお総菜がずらりと並ぶ。買い物客の女性(69)は「この辺りはスーパーがほとんどなかったのでとても便利になった。品ぞろえも豊富」と喜ぶ。

 「『田の字地区』(市中心部)への出店は悲願だった」。感慨深げにそう話すのは、