特別公開されている彦根屏風(滋賀県彦根市提供)

特別公開されている彦根屏風(滋賀県彦根市提供)

 彦根城博物館(滋賀県彦根市金亀町)で、所蔵する国宝「彦根屏風(びょうぶ)」が特別公開されている。

 彦根屏風は六曲一隻で縦94センチ、横271センチ。寛永年間(1624~44)ごろの制作で、京の遊里を描いたとされる。作者は不詳だが、狩野派の絵師と考えられている。彦根藩井伊家12代目の井伊直亮が購入し、現在は彦根市の所有。

 漢画の伝統的画題「琴棋書画(きんきしょが)」に見立て、琴を三味線に、囲碁を双六(すごろく)に、書を恋文に置き換えて描写。人物の髪型や衣装の文様なども精緻に描かれている。

 7日まで。会期中無休。午前8時半~午後5時まで。有料。同博物館0749(22)6100。