京都市内の公立高は近年、私立高との競合や立地の不便さなどによって生徒獲得に苦戦している。その中でも、改革を模索する学校も現れている。

 伏見区の東稜高も、その一つ。「ゼロベースから新時代の高校を作るくらいの発想をしてほしい」。2021年12月中旬に開かれた部長会議で、髙橋文正校長は、集まった教員たちに熱のこもった口調で協力を求めた。

 同高は近年、定員割れが続く。苦境の原因は、