少子化が進む中、各高校は公立、私立ともに生徒の獲得に向けて前のめりになっている。ただ限られた子どもの奪い合いになれば、高校間の競争がさらに激化する恐れもある。その前に子どもの目線に立ち、時代に合った高校の在り方を公私で連携して考えるべきだという機運が高まっている。

 昨年夏、近畿の高校入試関係者がざわつく出来事があった。一部の私学が入試日程の前倒しを検討しているとの話が広がったからだ。中学校長会が