16日に2年ぶりに開催される全国女子駅伝は第40回の節目を迎える。新春の都大路に登場した数多くの選手たちは競技と向き合いながら、それぞれの人生を歩んできた。女性アスリートを巡る課題が多く浮上する今、競技者や指導者の足跡をたどりつつ、これからの中長距離の在り方を考える。

 「駅伝部を離れたい」。昨年1月、名城大2年だった山本有真は監督の米田勝朗に打ち明けた。愛知・光ケ丘女高時代の第37回全国女子駅伝で6区区間6位で優勝に貢献し、強豪大では1年時から活躍。トップランナーに成長したが、