笑いに包まれた正月特別公演の保津川寄席(亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

笑いに包まれた正月特別公演の保津川寄席(亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

 アマチュアの落語家らによる「保津川寄席」の正月特別公演が8日、ガレリアかめおか(京都府亀岡市余部町)であった。出演者7人の軽快な話芸に、満員の会場は大きな笑いに包まれた。

 同市の有志でつくる市民団体「かめおかまちの元気づくりプロジェクト」の主催。2010年冬から安町の貸しスペース「安町ホーム」で2カ月に1回寄席を開いているが、大勢の人に笑ってもらおうと、年明けにはガレリアかめおかで公演している。昨年は新型コロナウイルスの影響で同会場が閉鎖されたため、2年ぶりの開催となった。

 特別公演では、鶴々亭ひろ坊さんが火事場の焼け跡から拾ってきたのこぎりや脚が欠けて立たない電気スタンドなど、奇妙なものを売る道具屋の古典落語を披露した。浦乃家蛾蝶さんは、酒のつまみを巡る騒動を題材にした「寄合酒」を軽妙に語った。講談やマジックショーもあり、約160人の来場者がプロ顔負けの話芸を楽しんでいた。

 席主の松尾清嗣さん(67)は「人間は唯一笑う動物。笑える場を決して絶やしてはならないとの思いで開いた」と話した。