燃え盛るたいまつを背に乱舞する若衆たち(8日午後8時3分、滋賀県守山市勝部1丁目・勝部神社)

燃え盛るたいまつを背に乱舞する若衆たち(8日午後8時3分、滋賀県守山市勝部1丁目・勝部神社)

滋賀県守山市

滋賀県守山市

 大蛇に見立てた巨大なたいまつを燃やし、無病息災を祈る新春の伝統行事「勝部の火まつり」が8日、滋賀県守山市勝部1丁目の勝部神社で営まれた。2年ぶりに全てのたいまつに点火され、赤く燃え盛る炎が冬の夜空を焦がした。

 火まつりは鎌倉時代、土御門天皇の病気を治すため大蛇を焼き払って退治したという伝承に由来し、800年以上前から伝わるとされる。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で無観客、たいまつは1本のみ点火するなど規模を縮小して実施したが、今年はたいまつの本数を従来の形に戻し、人数を絞って有観客で行うことにした。

 午後8時頃、長さ約5メートルのたいまつ12本に一斉に火がともされた。続いて締め込み姿の若衆約50人が肩を組みながら「オイサーオイサー」などと声を上げながら乱舞。事前応募した約100人の見物客らはコロナ収束などを祈り、燃え上がる炎と若衆たちの勇壮な姿に見入っていた。