幼稚園での遊戯の様子を描いた明治期の絵画(右)などが並ぶ会場=京都市下京区・学校歴史博物館

幼稚園での遊戯の様子を描いた明治期の絵画(右)などが並ぶ会場=京都市下京区・学校歴史博物館

 京都市下京区の学校歴史博物館で、幼児教育の歴史を振り返る企画展「京都における幼稚園のあゆみ」の後期展が開かれている。明治期から市内の園や大学機関が協力し、教育研究を重ねてきた足跡などを伝えている。

 市では1875(明治8)年に初の「幼稚遊嬉場」が開設されて以降、「番組小」と同様に、地域住民が開園や運営に協力。自由を重んじる幼児教育が各園で実践されたほか、「京都市保育会」などの組織が中心となり、児童心理学研究や教材作りで全国をリードしてきたという。

 会場では研究資料や園児の遊びを伝える写真、住民が園に寄贈した絵など約200点を展示。前期展から一部を入れ替え、明治中期の園児らの姿を伝える絵画「園児遊戯図」などを新たに並べた。

 同館の林潤平学芸員は「幼児教育にかけた熱意や努力を知ってもらえたら」と話す。1月31日まで。午前9時~午後5時。水曜休館。