一年の無病息災の祈りが込められ、勢いよく燃えるとんど焼き(京丹波町坂原・わち山野草の森)

一年の無病息災の祈りが込められ、勢いよく燃えるとんど焼き(京丹波町坂原・わち山野草の森)

京都府京丹波町

京都府京丹波町

 新春の伝統行事「とんど焼き」が10日、京都府京丹波町坂原のわち山野草の森であった。年末年始の雪で辺りが白く染まった園内では、住民らが持ち寄った正月のしめ縄飾りを火にくべ、一年の無病息災を祈った。

 来園者が見守る中、同園の職員が園内のスギや竹を使って約3メートル50センチの高さに組んだやぐらに点火した。火は勢いよく燃え上がり、くべられた書き初めやしめ縄の燃えかすが空高く舞った。竹がはぜて「パーン」と乾いた音が辺りに響くと、火に当たっていた人からは歓声が上がった。

 山田義法園長は「近年ではとんど焼きをする地域も減っている。伝統行事を守る意味でも、多くの方に来てもらえてうれしい」と話した。

 新型コロナウイルス感染予防のため、例年行っている、ぜんざいや豚汁の振る舞いは中止した。