京都市伏見区の大岩山山頂付近に長年放置されていた産業廃棄物が撤去されることになった。不可解なのは、地元住民が京都市に対処を求めても解決しなかった懸案が突然、改善に向けて動きだしたことだ。背景を探ると、昨夏に起きた未曽有の土砂災害との関係が浮かんできた。

 「廃棄物の山を撤去して頂けるとの意向を見せてもらえたので、これをお渡しします」

 昨年9月16日、京都市廃棄物指導課の職員は土地管理業者にこう述べた。業者に手渡されたのは