神さん(手前左)の指導を受け、的を狙う児童=滋賀県湖南市中央1丁目・平和堂甲西中央店3階の甲西アーチェリー場

神さん(手前左)の指導を受け、的を狙う児童=滋賀県湖南市中央1丁目・平和堂甲西中央店3階の甲西アーチェリー場

 滋賀県湖南市のスーパー「平和堂甲西中央店」内にアーチェリー場ができ、話題となっている。売り場の空きスペースを活用しており、教室受講生は当初の約4倍に。関係者は「空調完備の快適な射場は全国的にも珍しいのでは。多くの人に競技の魅力を伝えられれば」と話す。

 NPO法人アシストアーチェリー(滋賀県甲賀市)の神省吾理事長(25)が同店3階のスペースに着目し、射場運営と教室開催を提案。快諾した寺堀博店長は「地域貢献という企業理念に沿う」と語る。
 神さんは大津商出身で大学日本一も達成。教室では豊富な経験を生かし、競技中の安全対策や正しい姿勢、集中力の高め方、道具選びを指導する。受講生は7月の開始当初4~5人だったが徐々に増え、現在は小学生から70代までの約20人が趣味、アスリートの各コースで学ぶ。毎週参加する湖南市の小学2年の女児(7)は「10点(中央)の的に当たったらうれしい」とほほえんだ。
 神さんは「アーチェリーは老若男女が気軽に楽しめ、魅力ある競技。東京五輪が近づく中、滋賀でさらなる普及に努めたい」と意気込む。17日には受講生に加え一般市民も参加する第1回アシストカップを開く。