過度な練習や体重制限により月経不順や摂食障害などに悩む女性選手は後を絶たない。産婦人科医として女性アスリートを対象にした外来窓口を開設し、最前線で選手を見守る楳村史織さんに現状を聞いた。

 月に3回開く「女性のためのスポーツ外来」には多様な悩みを抱えた女性が訪れる。

 人によってさまざまだが、ひどい場合では生理(月経)が何年も来ておらず摂食障害を引き起こしている選手がいた。メンタルも追い詰められ、競技成績が落ちてしまった。チーム全体で誰も生理がないのが当たり前になっているケースもあった。

 以前は「生理が来なくて一人前」との極端な考え方もあった。最近は減りつつあるが、意識変化はまだまだ鈍いと感じている。

 最近は部活の先生などの勧めで…