甘い香りを漂わせ、鮮やかな黄色の花で境内を彩るロウバイ(近江八幡市安土町常楽寺・沙沙貴神社)

甘い香りを漂わせ、鮮やかな黄色の花で境内を彩るロウバイ(近江八幡市安土町常楽寺・沙沙貴神社)

 早春の訪れを告げるロウバイ(蝋梅)が、滋賀県近江八幡市安土町常楽寺の沙沙貴(ささき)神社で見頃を迎えている。

 ロウバイは、中国原産の落葉低木。ろう細工のような光沢があり、梅に似た花をつけることで、この名が付いた。同神社には、1975年に京都御所から「素心(そしん)蝋梅」の1本が株分けされたのをきっかけに、地元の氏子から贈られた遅咲きの「満月蝋梅」と合わせて計24本が本殿や楼門の周辺に植えられている。

 12日には早朝からの雪がうっすらと境内に積もり、鮮やかな黄色の花が彩りを添えていた。甘い香りを周囲に漂わせ、参拝者は顔を近づけたり、写真に収めたりして楽しんでいた。岳(おか)郁美禰宜(ねぎ)(52)は「年末の寒さでロウバイの咲き具合も遅い。2月中旬ごろまで楽しめそう」と話していた。