新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による感染の急拡大を受け、政府は自宅療養体制の強化を打ち出した。安心感をアピールしたい思惑が透けるが、感染者数が想定を上回った県もあり、わずか2カ月前に「最悪の事態を想定した」と胸を張った医療計画が早くもほころびを見せた格好だ。国内の新規感染者数は1万人を超え、対応を迫られる自治体からは困惑の声が上がる。
「オミクロン株の急速な拡大の中でも患者が安心して療養できるよう、先手先手で対策を講じる」。12日、後藤茂之厚生労働相は記者団に…