教育担当記者の私のもとに高校生から、大学受験関連書類のコピーとともに便りが届いた。「これらに性別欄は必要ですか」という疑問がつづられていた。そして、自身が男女どちらかではない性を生きていることも書き添えられてあった。
 私はこれまで、障害児や外国にルーツがある生徒などマイノリティーの子どもたちに興味を持って取材をしてきた。多数派でない性と向き合う生徒は、どのような思いを抱えているのだろう。話を聞くため、連絡をとった。(京都新聞・大西幹子)
■私は自分をXジェンダーだと思っています
■「誰にも打ち明けていない自分の性」高校生の思い
■一人の人間として見てほしい
■トランスジェンダーかつ、男女どちらにもなじめない「ノンバイナリー」
■男女どちらかに分ける社会の圧力に苦しむ
■男女以外の性を法的に認めることの意義
■自分がどうあるべきか、一生決めなくても良い
~記者の思い メディアもジェンダーの刷り込みから脱却を