解体前の上下水道部庁舎を活用して行われた訓練(京都府城陽市平川)

解体前の上下水道部庁舎を活用して行われた訓練(京都府城陽市平川)

 耐震工事で解体される前の京都府の城陽市上下水道部庁舎(城陽市平川)を活用し、城陽市消防署が訓練を行った。災害によって開かない想定の扉や分厚いコンクリート壁を、さまざまな資機材を駆使して破壊した。

 実践的な訓練を通じて災害発生時に備えようと、同署警防課の16人が参加した。

 鉄製扉の開放訓練では、若い署員らがエンジンカッターの大きなを音をうならせて三角形に切断。先輩から「要救助者がいるかもしれない」「扉の中にも火花がたくさん飛ぶので確認して」などとアドバイスを受けながら、真剣な表情で取り組んだ。

 内側から施錠された窓の破壊では、あらかじめ小さなカッターで傷を付けておいたり、周囲にテープを貼っておいたりすることでガラスの飛散を抑える工夫も見られた。