古い家並みの続く朝鮮人街道を進むウオークの参加者たち(滋賀県野洲市内)

古い家並みの続く朝鮮人街道を進むウオークの参加者たち(滋賀県野洲市内)

 朝鮮通信使の足跡をたどる「ソウル―東京友情ウオーク」(日本ウオーキング協会など主催)の一行29人が3日、滋賀県の守山市や近江八幡市を訪れた。ゆかりの地を巡り、日韓の交流を深めた。

 日韓の参加者は4月1日にソウルを出発。釜山からフェリーで福岡に渡り、計1200キロを歩いて今月23日に東京に到着する。

 午前8時ごろ、草津市のJR草津駅で出発式があり、市教委の職員から「じっくり歩いて往時をしのんで頂きたい」と歓迎の言葉を受けた。朝鮮人街道を歩き、通信使の宿舎になっていた東門院(守山市)に立ち寄って江戸時代の両国の交流に思いを巡らせた。

 近江八幡の市街地には同4時ごろに到着。隊長の遠藤靖夫さん(77)は「何度歩いても滋賀は昔ながらの家並みが美しい。東京まで気持ちを引き締めて歩きたい」と話していた。