特別開扉された閻魔堂で、閻魔大王像を拝む参拝者(京都市東山区・六道珍皇寺)

特別開扉された閻魔堂で、閻魔大王像を拝む参拝者(京都市東山区・六道珍皇寺)

 京都市東山区の六道珍皇寺で15日、「初えんま詣(もうで)」が始まった。閻魔(えんま)堂が特別開扉され、参拝者は閻魔大王像や冥土通いの伝説がある小野篁(たかむら)像を間近で拝み、延命長寿や悪疫退散を祈念した。

 1月16日は年2回の閻魔大王の縁日。「地獄の釜のふたが開く日」といわれ、この日に厄よけを祈ると功徳が大きいという。同寺では2019年から初えんま詣を催している。

 参拝者は高さ2メートル弱の大王像や、閻魔大王の描かれた地獄絵、篁が冥府に通ったとされる井戸を見学した。同寺所蔵の日本画家上村松園の絵画も公開している。坂井田良宏住職は「自身の心を振り返り、この1年間を清らかに出発してもらいたい」と話していた。

 午前9時~午後4時。新型コロナウイルス感染症対策で、お札の授与は23日まで延長する。拝観、授与は有料。