大学入学共通テストの会場に向かう受験生(15日午前8時12分、京都市左京区・京都大)

大学入学共通テストの会場に向かう受験生(15日午前8時12分、京都市左京区・京都大)

 東京大前で大学入学共通テストの受験生らが切り付けられた事件を受け、テスト会場となる京都府内の各大学では15日、2日目に向けて対応に追われた。初日を終えたばかりの受験生からは不安の声が漏れた。

 京都芸術大(京都市左京区)は構内に入る門の警備員を増やし、手に取れる場所に刺股を備え付ける。龍谷大(伏見区)も門に警備員を立たせる。府内最多の受験者を迎える京都大(左京区)は、受験生の本人確認や不審者への声掛けなどの対応を徹底するとした。担当者は「警備強化に努めるので、受験生の皆さんには事件に動揺することなく、共通テストに臨んでもらいたい」と話した。そのほかの大学も安全確認を徹底するという。

 京大で初日のテストを終えた高校3年の男子生徒(18)は「どこで起こってもおかしくない事件なので不安になる。でも明日もあるので、準備してきた成果を発揮するため頑張るしかない」と語った。