ハーバリウムを手にする草花部の生徒(南丹市園部町・農芸高)

ハーバリウムを手にする草花部の生徒(南丹市園部町・農芸高)

 花の栽培などを学ぶ京都府南丹市園部町の農芸高は、シクラメンなどをオイルで浸して長期間楽しめるようにした「ハーバリウム」の販売を始めた。従来は捨てざるを得なかった花を有効に活用して、フラワーロスと呼ばれる花の廃棄の削減につなげたいという。

 花の生産過程では、葉や根に十分な栄養を行き渡らせるために、一部の花を摘む必要がある。草花部の部員たちは、従来は捨てていたこの花に着目し、観賞用として近年人気のハーバリウムに仕立てようと考えた。

 シクラメンやビオラ、アリッサム、センニチコウ、アジサイなど多彩な花々を活用。乾燥させてドライフラワーにした後、瓶に入れ、専用のオイルで浸していく。小林愛佳さん(18)=3年=は「色合いの組み合わせを考えながら作っている」と話す。

 3サイズあり、500~千円で、同高で取り扱っている。部長の平林希美さん(18)=同=は「摘んで捨てるだけではもったいない。花もうれしいと思う」とほほえむ。福田風来(ふぶき)さん(17)=同=は「ぜひ多くの人に手にとってほしい」と期待する。