横転した車の窓ガラスを割り、要救助者を運び出す府警機動隊員ら(京都市伏見区)

横転した車の窓ガラスを割り、要救助者を運び出す府警機動隊員ら(京都市伏見区)

 1995年の阪神大震災から27年となった17日、京都府警は京都市伏見区の府警機動隊庁舎で、震度7の地震が府内で起きたとの想定で訓練を行った。人命救助や現場映像の送信など、災害時の対応を確認した。

 府警と近畿管区警察局の約60人が参加した。花折断層を震源とした地震で崖から車が転落したとの想定ケースでは、車両の窓ガラスを割って乗員を外に出し、担架に乗せて約15メートルの高さをロープで引き上げた。

 指揮本部も被害状況を迅速に把握できるよう、隊員らは小型カメラを頭に着け、現場の映像をリアルタイムで本部に送信した。
 

府警機動隊の久保田哲生副隊長は「阪神大震災があった年に生まれていなかった隊員もいる。人命救助への技術と思いを伝承したい」と話した。