大津地裁

大津地裁

 知人男性にけがを負わせたとして、傷害罪に問われた元滋賀県警彦根署長川合明被告(74)=滋賀県栗東市=の判決公判が18日、大津地裁であり、横井裕美裁判官は懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡した。


 判決によると、川合被告は2020年3月19日、草津市のアパート駐輪場で、当時経営していたスナックの未払い代金があった同市の知人男性(48)の胸ぐらを両手でつかみ、倒れた男性の首を背後から左腕で締め付けるなどして全治約2週間のけがを負わせた。


 川合被告は「男性から引き倒された」などとして正当防衛の成立を主張していたが、横井裁判官は「男性の供述は目撃者の証言とも合致し信用できる」と判断。男性が川合被告を引き倒した事実はなく、「警察官時代に習得した逮捕術を用いて暴行を加え、危険で悪質」と非難した。


 川合被告は控訴を検討したいとしている。