宇治市役所

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 京都府宇治市の小学校で教諭2人が、改正健康増進法で学校に定められた敷地内禁煙に違反し、少なくとも2020年から喫煙行為を繰り返していたことが分かった。市教育委員会は京都新聞社の取材に事実関係を認め、「受動喫煙の健康被害が大きい子どもたちが活動する場で、許されない行為」とし、教諭らへの対応について、府教委と相談して決めるとしている。


 市教委によると、男性教諭と女性教諭各1人が、3階にある教材室のベランダで喫煙している現場を目撃したと匿名の通報が今月にあり、2人に確認すると20年秋からの喫煙を認め、「その前にも吸ったことがある」と話した。改正法の内容は知っていたが、人目につかない場所や時間に吸ったとの趣旨の説明をしているという。市教委は「詳細は調査中」としている。


 東京五輪を見据えて改正された健康増進法は19年7月の先行施行で、学校や病院など受動喫煙の影響が大きい第一種施設を対象に敷地内禁煙を規定。区画や掲示を行うなど特定屋外喫煙場所は例外としているが、市教委によると、この小学校は同場所を設置していない。また市教委は改正法施行前の05年から、市内の小中学校の敷地内禁煙を方針に掲げていたという。