滋賀県庁

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投稿が2件にとどまる滋賀県公式のインスタグラムアカウントの画面

投稿が2件にとどまる滋賀県公式のインスタグラムアカウントの画面

 滋賀県がユーチューブなどの会員制交流サイト(SNS)に持っている県公式アカウントが128個もあることが、このほど分かった。更新せず3年以上放置されている例もあり、県は長い期間活用していないアカウントを早期削除するよう運用指針の見直しを進めている。

 現時点で県が持っているアカウントは、ユーチューブが40個、フェイスブックが36個、インスタグラムが23個、ツイッターが20個、LINE(ライン)が8個などとなっている。SNSで県の施策や事業をPRしようと、部署ごとに無料で取得したものが大半だ。

 知事の定例会見を配信するなど、公式チャンネルなどとして継続的に使われている例もある。その一方で、事業の終了後に放置されたり、取得してもほとんど投稿がなかったりするアカウントが増えている。

 インスタグラムのアカウント「shiga_covid19vaccine」は、新型コロナウイルスワクチンの接種呼び掛けに活用しようと、県ワクチン接種推進室が昨年8月に取得した。だが、投稿は2件にとどまり、現在は放置されている。同じ時期に同名のツイッターアカウントも取得していたが、投稿は1件もないまま今月18日に削除した。

 同室によると、広告の方が幅広く情報伝達できる利点があるとしてSNS上にPR広告を出す戦略に変更したため、投稿が滞ったという。アカウントの削除は「手が回らなかった」と釈明し、今後は若年層へ3回目接種をPRするためインスタグラムの投稿を再開したいとする。

 ほかに、県選挙管理委員会のツイッターは2018年6月の投稿が最後となっていた。滋賀らしい商品やサービスを県内外に発信する県商工政策課の「ココクール・マザーレイク・セレクション」のフェイスブックは20年1月から更新されていないなど、複数のSNSが活用されていなかった。

 県情報政策課はSNS利用に関するガイドラインを改定し、今月内にも各課に通知する方針で、「SNSで情報拡散を図るには、一つのアカウントから継続して発信することが不可欠だ。アカウントが多すぎると県民に情報が届きにくくなるため、SNSの特性に合った使い方をするよう促したい」とする。