環境を配慮した新しい紙トレー(近江八幡市北之庄町、ラ・コリーナ近江八幡)

環境を配慮した新しい紙トレー(近江八幡市北之庄町、ラ・コリーナ近江八幡)

 和洋菓子製造販売の「たねやグループ」(滋賀県近江八幡市北之庄町)は、環境配慮を目的に、看板商品「焼きたてバームクーヘン」を包装するトレーをプラスチック製から紙製に変更した。プラスチック使用量は98%減、年間0・65トンの二酸化炭素排出量削減が見込め、リサイクルも可能になるという。


 同グループは、国連が主導する「持続可能な開発目標(SDGs)」を受け、2017年に「SDGs宣言」を表明。プラスチックごみによる海洋汚染に配慮し、9月に変更した。
 大塚包装工業(徳島県)と協力し、水や油をはじく加工を施した紙製トレーを採用。二酸化炭素排出量は、現行品の7・73トンから7・08トンに減るという。バウムクーヘンがトレーにくっつきにくくなったといい、「プラスチックと同等の機能がある」と説明する。
 新トレーは現在、年間30万本以上を生産する「焼きたて―」のみに使用。他の商品にも採用予定という。
 同グループ社会部長の小玉恵さん(47)は「これからもできる形で、環境に配慮していきたい」と話す。