湯に浸したササを振り払う巫女(京都市伏見区・城南宮)

湯に浸したササを振り払う巫女(京都市伏見区・城南宮)

御利益があるとされる湯気を浴びる参拝者(京都市伏見区・城南宮)

御利益があるとされる湯気を浴びる参拝者(京都市伏見区・城南宮)

 沸き立つ湯を勢いよく散らして邪気を払う神事「湯立神楽(かぐら)」が20日、京都市伏見区の城南宮で営まれた。厳しい冷え込みの中、巫女(みこ)が湯にひたしたササの葉を振り払い、1年の無病息災を祈願した。

 湯立神楽は、参拝者が湯のしぶきを浴びると、災厄がなくなるとされる。城南宮では、大寒の20日に毎年実施している。

 拝殿では、巫女4人が、扇や鈴を手に舞を披露した。たすき姿の巫女は、本殿前に置かれた直径約70センチの大釜で煮えた湯に、米と神酒を入れた。白い湯気が立ちのぼる中、束ねたササを釜にひたし、左右に振って湯を周囲に散らした。

 神事が終わると、参拝者は御利益があるとされる湯けむりを浴びたり、お守りと短冊の付いたササの授与品を求めたりしていた。