曼荼羅の映像が投影されている灌頂院の会場(京都市南区・東寺)

曼荼羅の映像が投影されている灌頂院の会場(京都市南区・東寺)

 真言宗最高の儀式とされる後七日御修法(ごしちにちみしほ)が営まれる東寺(教王護国寺、京都市南区)の灌頂院(かんじょういん)(重要文化財)で、堂内の特別公開が行われている。薄暗い堂内にはミラーボールの光とともに曼荼羅(まんだら)の世界を表現した映像が投影され、幻想的な空間となっている。

 堂内の西側に「金剛界」、東側に「胎蔵(たいぞう)界」の曼荼羅の画像が映し出される。曼荼羅の世界を立体的に表現したとされる東寺講堂の仏像群も盛り込まれ、密教の教えや諸仏を分かりやすく伝える。

 芸術家集団「ミラーボーラー」が作成した照明やミラーボールも配置。堂内の壁面に星空のような光が照らし出され、神秘的な気分に浸ることができる。

 東寺が東京の企業と連携した企画で、東寺の三浦文良執事(61)は「曼荼羅の世界に身を置いて、密教を体感してもらいたい」と話す。5月25日まで。拝観料500円(小学生以上)。