丹波と大嘗祭の関係を紹介したパネル展「大嘗会和歌からみた丹波・亀岡」(京都府亀岡市安町・市役所)

丹波と大嘗祭の関係を紹介したパネル展「大嘗会和歌からみた丹波・亀岡」(京都府亀岡市安町・市役所)

 皇位継承の重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」が14、15日に行われるのに合わせ、丹波と大嘗祭のつながりを紹介する展示「大嘗会(だいじょうえ)和歌からみた丹波・亀岡」が、京都府亀岡市安町の市役所で開かれている。歴史的に深い丹波と皇室の関係を写真とパネルで解説している。

 会場には、天武天皇以降、大嘗祭で使われたコメの産地「主基田(すきでん)」の場所を記した年表を展示。丹波国は備中国(岡山県)と並んで何度も選定された歴史が読み取れる。今回も南丹市八木町氷所の田が選ばれ、9月27日に現地で営まれた収穫儀式「主基斎田抜穂(すきさいでんぬきほ)の儀」の写真が飾られている。
 大嘗祭では、主基田の場所を詠んだ和歌(大嘗会和歌)を作るのが伝統となっている。932年、朱雀天皇の時に詠まれた「ほづがは(保津川)の 水をまかせて うゑし田の ちまたの稲は つけどつきせず」など、亀岡の自然を題材に詠まれた16首を紹介している。
 主催する亀岡市文化資料館は「古い時代の大嘗会和歌は都の歌人が地名から想像して詠んだ。当時の人々がどんなイメージを持っていたかを知る手掛かりになる」という。
 22日まで。午前8時半~午後5時。土日休み。無料。