新型コロナウイルス禍など未知の課題への対応、情報通信技術(ICT)の進展、多様性の尊重…。少子化で子どもの数が減る中、時代の変化やニーズに合った高校をどうつくるか。京都府教育委員会の橋本幸三教育長に聞いた。

 -現在の高校が抱える課題は何か。

 「近年、生徒数が減っている。学校が小規模化すると、十分な教育活動ができなくなる。国や府が私立高の学費助成を増やしたため中学生が私学に流れ、府立高では定員割れが増えてきた。高校入試でも、生徒や保護者が