京都市役所

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 京都市は27日、昨年の梅毒患者の報告数が78人となり、統計を取り始めた1999年以降で最多になったと発表した。全国も最多を記録するなど感染が拡大しており、市は「(主な初期症状の)部分的なしこりができるなど、少しでも疑わしさがあれば受診してほしい」と呼び掛ける。

 78人の内訳は男性が51人、女性が27人で、男性は30~40代、女性は20~30代が多かった。感染経路は性行為が73人で9割以上を占めた。梅毒患者は2013年(8人)以降、市内で増加傾向にある。原因について市は「はっきり分からない」としつつ、SNS(会員制交流サイト)の普及による不特定多数との出会いの広がりなどを可能性として挙げる。

 市は感染しても無症状の場合があるとし、性行為の際はコンドームの積極的な使用を呼び掛ける。匿名で受診できる市の無料検査もある。検査の問い合わせは京都工場保健会(0120)636040。