◆京都府高校入試は、2月4日の滋賀県私立高二日目からスタート!

 京都府の中学生の高校入試は一部の学力上位層が、2月4日に実施される立命館守山高(滋賀県)に挑戦する所から始まります。

 また、京都府南部の中学生にとっては、2月6日の奈良県私立高統一日は非常に大事な挑戦日となります。その後、2月10日の京都府・大阪府・兵庫県統一日一日目を迎え、いよいよ本格的な入試が始まることとなるのです。

 なお、ここ数年は京都府内の中学校卒業予定者の内、5割超が京都府内全日制公立高進学を希望し、3割超が京都府内全日制私立高進学を第一志望としています。

 それぞれの特徴を押さえながら、紹介していきます。

◆私立高入試は、「推薦」・「専願」・「併願」の3種類

 私立高入試には、制度として「推薦」・「専願」・「併願」の3種類があります。

 まずは「併願」ですが、これは、公立高を第一志望にしている中学生が選択する制度です。私立高入試に挑戦して合格を勝ち取ったとしても、公立高の結果が出るまで、つまり3月の中旬までは入学するかどうかを決めないでいい制度です。

 これに対して「推薦」・「専願」は「合格したら必ず入学する」ことを前提とする制度ですので、私立高の中でも第一志望にだけ選択することが可能です。なお、「推薦」は、中学校長による「推薦」が必要な上、出願前に高校から認可を受ける必要があります。また、「専願」は、「併願」を選択した場合よりも合格を勝ち取りやすい制度とお考え下さい。

 この3つの制度において京都府内私立高の中で注意が必要なのは、同志社女子高と平安女学院高の立命館進学(RS)コースです。この二つにおいては、定員のほぼ100%が「推薦」での募集となっており、「専願」・「併願」での挑戦は現実的ではありません。したがって、「中学校での成績」がそのまま合格につながっていると考えておきましょう。

◆京都府内私立高は複数回挑戦可能な学校が多い

 また、京都府内私立高には、隣接する滋賀県・大阪府・奈良県と異なり、同一校に複数回挑戦できる学校が多い、というのも特徴です。多くの学校が、京都府・大阪府・兵庫県私立高統一日の一日目と三日目に二回の受験機会を設けており、さらには、京都府公立高前期選抜が終わった後に、「1.5次」入試を設定している学校もあります。22年度入試で最大3回挑戦できる予定の学校の例としては、