虹の発生など琵琶湖やその周辺で起きる物理現象を取り上げた企画展(草津市下物町・琵琶湖博物館)

虹の発生など琵琶湖やその周辺で起きる物理現象を取り上げた企画展(草津市下物町・琵琶湖博物館)

滋賀県草津市

滋賀県草津市

 滋賀県で出現しやすいとされる虹など琵琶湖やその周辺で起こるさまざまな現象をテーマにした企画展が、草津市の琵琶湖博物館で開かれている。とっつきにくい物理現象の発生メカニズムや条件、その及ぼす影響について分かりやすく伝えている。

 企画展示室の「琵琶湖の虹が映(ば)える理由(わけ)」で、会場では架空の「びわ湖中学校科学部」が活動成果を発表するという形でパネル写真や関連資料などを展示している。

 虹のコーナーでは、空気中の雨粒に日光が反射したり屈折したりして現れる現象や虹が丸く見える原理を、立体模型などを使って視覚的に説明。琵琶湖が虹の名所となる理由の考察では、大気中に浮く水滴の供給源になる湖の存在や、にわか雨が降りやすい盆地になっていることなどに加え、「湖上にビルなどの建物がない」ことも要因に挙げている。

 会場ではこのほか、降雪の前触れになる「ヒアラシ」や山から吹き下ろすおろしといった風、蜃気楼(しんきろう)、「琵琶湖の深呼吸」と呼ばれる湖水の全層循環などを取り上げ、こうした現象がなぜ起きるかを解き明かしている。

 3月6日まで。入館有料。