湖南市役所

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 昨年10月の滋賀県湖南市議選で当選した2市議が法令に抵触する恐れのある行為をした問題で、市の政治倫理審査会が28日、市役所で開かれ、2市議から問題の事案について聴取した。

 自分が作ったブドウを市民に配布した大島正秀市議は、ブドウ農園について「所属するまちづくり協議会の基盤づくりのために経営している」とし、「数年がかりで商品価値のある実ができてうれしく、主に農場整備に無償で手伝ってもらった協議会のメンバーに試食で配って意見を聞いた。正当な対価だったと思っている」と主張した。また、一部から受け取った代金は「協議会に入金されていなかった」として市議会全員協議会での説明を訂正した。

 市議選の法定ビラで生田邦夫市長の推薦文を自作した森淳市議は「推薦文は資料を参考に作った」とした上で、9月に自身の事務所で市長に自作推薦文を見せたが「市長は読まなかった」と認めた。一方で、2人の関係が22年におよび「市長も同じ思いであろうし、文章を見せたことで了解をとれたと認識している。かつて政治倫理条例を提案したのは私自身であり、政治倫理に違反した思いは全くない」と述べた。

 次回は2月21日に公開で開催し、森市議の問題は一定の結論を出す見通し。